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北斎絵手本集成 六 第6巻

著:永田生慈

紙版

内容紹介

『北斎絵手本集成』シリーズの第6巻は、いますぐ使える実用的な内容でまとめました。
「どうしても絵がうまく描けない」という人におすすめの『一筆画譜』は、ひと筆走らせるだけでサラサラ絵が描けてしまう、北斎直伝の魔法のイラスト集。こちらはフルカラーで掲載しています。
また、北斎がデザインした着物の模様が収められた『新形小紋帳』は、今なお様々なグッズに使われているほど、多くのクリエイターにインスピレーションを与えている1冊。
そのほか「これもモチーフにしたの⁉」と驚きの図柄が登場する『今様櫛きん雛形』は、櫛や煙管のデザイン集となっています。森羅万象を描かんとした北斎らしく流水や山を絶妙に配置し、なんとも粋な姿に変える様はまさに神業。

本書は絵が苦手な人からプロのデザイナー、イラストレーターまで、幅広くお手に取っていただける内容となっています。
本文を解読した「読み下し文」、書誌、書影、さらに巻末には北斎の旅の軌跡と逸話をめぐる「北斎旅行考」も収録!

目次

伝神開手 一筆画譜
新形小紋帳
今様櫛きん雛形(くしの部 上・下)
今様櫛きん雛形(きせるの部)

著者略歴

著:永田生慈
1951年島根県津和野町に生まれた。
美術史家、美術評論家。
立正大学文学部史学科卒業。その後、浮世絵を専門とする太田記念美術館の設立に携わり、同館副館長兼学芸部長に就任。2008年退任。
小学校の頃より北斎に親しみ、大学在学中には年2回の北斎専門誌を創刊。1990年には出身地の津和野に葛飾北斎美術館を開設し館長を務めた(2015年閉館)。
国内外で多くの北斎展を企画・監修。2016年にはフランスの芸術文化勲章オフィシエを受章した。
『葛飾北斎の本懐』(角川選書 2017年刊)など編・著書多数。2018年2月歿(享年66歳)。
2018年4月、所蔵する北斎とその弟子の作品(コレクション数約2,000点)は、松江市の島根県立美術館に寄贈された。

ISBN:9784753803194
出版社:芸艸堂
判型:B5変
ページ数:240ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2022年01月
発売日:2022年01月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ