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ベイシック・フロイト

21世紀に活かす精神分析の思考

著:Michael・Kahn
監:妙木 浩之
他訳:秋田 恭子

紙版

内容紹介

本書では、フロイトの鍵概念そして精神分析を原著者カーンが自らの長年の臨床経験に基づいて説明する。フロイトの考え方に基づきつつ、フロイト以降の知見も適宜紹介され、今に活きる精神分析のありようを鮮明に伝える。フロイトや精神分析に関する本は幾多あるが、この本は単なる解説書ではない。原著者カーンが、フロイトと精神分析の考え方や鍵概念を自分の臨床実体験を通じて噛み砕いて消化し、言わばフロイトと対話しながら自分のことばで記述し、たくさんの事例に沿って説明する。それゆえに本書はわかりやすく、McWilliamsに「とても読者にやさしい」と言わしめた。元より、フロイトと語り、フロイトを咀嚼する幾多の先達を通じて、精神分析の叡智は生き続け、更新され、洗練され続けてきた。この本はその営みを教科書として私たちに提示してくれる。

著者略歴

監:妙木 浩之
1987年上智大学文学研究科博士後期課程満期退学。北山研究所,佐賀医科大学助教授,久留米大学文学部助教授を経て現職。専攻臨床心理学・精神分析学。現職南青山心理相談室他セラピスト・東京国際大学人間社会学部教授。


他訳:秋田 恭子
慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。臨床心理士。現職東北福祉大学総合福祉学部教授,南青山心理相談室(東京都港区)

ISBN:9784753311262
出版社:岩崎学術出版社
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年11月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MKM