『赤光』入門
斎藤茂吉を愛唱する
編著:秋葉 四郎
紙版
内容紹介
短歌に関わる者にとって斎藤茂吉の『赤光』は必読の歌集ですが、歴史的仮名遣いに不慣れな現代人にとって、一首一首を抵抗なく読み進めることはほとんど不可能です。本書は原本通りの表記の歌と、その傍らに現代仮名遣いですべての歌にその読み方を付しました。さらに間の取るところ、抑揚まで示し、より歌の意味が深く味わえる工夫をしました。過去にありそうでなかった本企画は、多くの文芸愛好家にとって待望の一書です。