短歌入門
実作ポイント助言
著:秋葉 四郎
紙版
目次
Ⅰ 作歌入門のポイント
一、短歌を作り易くする十のポイント
1 先ず真似、模倣から悟る
2 初心者でも歌論が必要
3 形式は力
4 作歌に使う言葉を蓄えておく
5 「見る」「見える」ということ
6 「詩」は身近にあり、その「詩の自覚」が必要
7 素材をもとめ、広げる
8 表現の技巧—五句を生かす
9 連作に挑む
10 声に出して作り、声に出して推敲する
二、旅の歌を作り易くする七つのポイント
1 「詩」を求めて旅をする、「詩」があるから旅をするのだということ
2 今日の歌人の旅の多くは近日常の旅である。その自覚が必要である。
3 歌人の旅の出会いは全て好運にすることが可能である。つまり作歌はプラス思考である。
4 ひとつの短歌の旅は必然性により演出すべきこと
5 実相に迫り、固有名詞に頼らない
6 旅の方法論
7 即詠歌会の意義
三、吟行のポイント—積極的に新しい素材に立ち向かう—
Ⅱ 作歌上達のポイント—作歌者への助言
一、私の作歌心得
初学の頃—正師につくこと
生意気な新人
私の歌づくりの基本
作歌秘伝
作歌上の勘違い
二、作歌上達のポイント
「実の写生」を超えるもの
自然における素材とその詠い方
旅の歌について
歌から響く品格
新素材を詠む
短歌の未来像—長寿パワーを生かせるか
三、結社と歌論
仮名遣いのことなど
俗語、俗臭のある語
選歌緊要條々
批評のあり方
Ⅲ 推敲のポイントと添削例
推敲のポイント
添削例
Ⅳ 天の声抄
佐藤佐太郎の歌会指導
良い歌の条件
改善のポイント