著:ブライアン・スティーヴンソン
アラバマ州モンゴメリーを拠点とするイコール・ジャスティス・イニシアチヴ(司法の公正構想)の事務局長。ニューヨーク大学ロースクールで法学教授として教鞭を執る。何十人という死刑囚の救済措置を勝ち取り、連邦最高裁判所では5度にわたって弁論をおこなった。貧困者や黒人に対する偏見に立ち向かうその姿勢は全国的に高く評価されている。数々の受賞歴を誇り、そのひとつとしてマッカーサー財団の“天才”賞が挙げられる。
訳:宮﨑真紀
スペイン語圏文学・英米文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン学科卒業。
おもな訳書に、『偽りの書簡』(東京創元社)、『よき自殺』(集英社)、『ライス回顧録 ホワイトハウス激動の2920日』(共訳、集英社)ほか多数。