Ⅰ(1982.9.7~2000.3.14)
同胞の文化は地域から──「埼玉セマウル美術会」の歩み
忘れえぬ師
憧憬の像
わが友・西木正明君──直木賞受賞に寄せて
愛と自立、そしてきずな
在日の社会を生きる──日韓両国の雅楽交流演奏会に出席して
永遠なる湖南の旅──「父」を求めて山河彷徨
境界を越えて──光州ビエンナーレから受けた喜び
光州の英知と先見──ビエンナーレでわらび座公演
全和凰画伯を偲んで──祈りの画家自由の魂を描く
白磁の壺の碑を守った人
光州ビエンナーレが閉幕して──“アジアの特性”に評価
韓国の土になった日本人──民芸に身を捧げた浅川巧
ケヤキの会の韓国植樹運動に感動
のちの大木──4年間で6000余本
シナリオ「浅川巧の生涯」
「再び探し出した近代美術」展を見る──在外画家の役割に光
キムチで韓国の心伝える
同胞の歴史を絵で残そう──「在日の人権展」
高麗の郷に人権のシンボル──苦難の歴史生きた同胞を慰霊
Ⅱ(2000.7.7~2008.7.4)
第3回光州ビエンナーレを見て──在日の存在示した「人権展」
抜かれても再植樹──政治と感情超え平和の祈り
私の人格を育んだ秋田の自然
2002年光州ビエンナーレに寄せて──在日作家6人「離散」をテーマに出品
「韓日友好伝える現代の通信使」──わらび座「つばめ」公演に思う
崔承喜写真展に思う──歴史に翻弄された人生
姜鳳奎「韓国人の故郷」写真展に寄せて
キューポラの街の原風景
詩人・故崔華国氏の業績をしのぶ──詩作への情熱を語りつぐ
在日は国の貴重な資産──本国で活躍できる道を
象牙の塔──朝鮮大・美術学博士号学位授与されて
文化重視姿勢に共感──韓日の出会い育む
“東洋的思惟”テーマに野心的試み──第5回光州ビエンナーレに期待する
母校の卒業証書
天上の弦、在日の虹──陳昌鉉さんとの出会い
強制徴用者の慰霊に思う──犠牲者の名誉回復を
金剛山で統一祈願観月
呉日回顧展に思う──闇の中で生きた在日の魂
わが青春──恐れも悲壮感もなかった18年間
孫雅由の作品と生き様──在日の特性見つめ続け
命の恩人に会いたい──小坂鉱山から逃亡した申さんのこと
朴載日氏のご逝去を悼む──在日文化運動に貢献
Ⅲ(2010.4.30~2017.4.14)
神仙桜
火花のように生きた偉大なプリマ──生誕100周年記念
二つの祖国に深い愛情──日韓の絆となる文化遺産
麗水万博を訪れよう!
7回目の卯年に想う・人生に価値無きものなし
“在日としての存在”を表現──「身体・物質・宇宙」の世界
祈祷の美術展によせて
在日の生き様を伝える──金登美「花ひとすじに」展
李讃康先生との仏縁
韓国と日本、二つの祖国を生きる──戦争遺跡保存全国シンポジウム
悲運の画家、曺良奎の再評価を──失われ、忘れられた作家
在日の苦悩、人間の生を見つめた画家──希望と光、夢を追い求めて
長崎で被爆した柿の木を光州市で蘇生──困難を経て2014年に赤い実が一つ実る
名画で韓日を結ぶ──日本を代表する洋画のレリーフを韓国に展示
歴史を風化させない活動を──「没後90年文子忌」に参加して
光を求め、苦悩を生きた画家──「在日のピカソ」目指し続けて
美術で韓・日・在日をつなぐ──韓国の美術館文化発展を願い
Ⅳ(2018.5.18~2025.2.7)
長崎で鳴らす「平和の鐘」
いくつもの山を越え──母校の後輩、高村和人君のこと
コロナ禍で高まる排外風潮──魔女狩り生む憎悪の連鎖
韓日リアリズム作家の軌跡──在日1世の画家・曺良奎と北海道で活躍した神田日勝
台湾‐秋田、書がつなぐ縁──ジャーナリスト川田泰代さんの形見
「露堂堂」と生きた浅川巧
植民地時代の朝鮮に生き、愛された日本人──浅川巧生誕130周年・没後90周年に寄せて
「新しい文化芸術」発信の地に──霊巌郡立河正雄美術館・創作教育館がオープン
平和・幸福・韓日友好を奏でる──「試練を乗り越えた人生に鼓舞された」
浅川伯教・巧兄弟記念公園竣工を祝う
時を経て輝きを増す光──西木正明さんを悼む
在日の人権、光州事件など表現──「自由と統一」を夢見た画家
在日雑記Ⅲ
絆と連帯・松田解子2025国際シンポジウムによせて
あとがき