まえがき
推薦のことば
序章
第1節 研究動機
第2節 本研究の目的と意義
1.本研究の目的
2.研究の意義
第3節 研究の方法
第4節 用語の説明
1.医療ソーシャルワーカー(MSW)
2.ソーシャルワーク実践過程及びソーシャルワーク記録
3.経過記録法
4.生活支援記録法(F-SOAIP)
5.アクションリサーチ(AR)
第5節 本書の構成
第1章 ソーシャルワーク記録教育の現状
第1節 はじめに
第2節 研究の目的と方法及び倫理的配慮
1.研究の目的
2.研究の方法
3.倫理的配慮
第3節 結果
1.研究協力者
2.MSWの属性
3.MSWの社会福祉士養成課程における経過記録の学びについて
4.MSWの職場における経過記録の学びについて
5.研修に参加したMSWの記録の実態と研修後の認識
第4節 考察
1.ソーシャルワーカー養成教育における経過記録教授法の課題
2.F-SOAIPとアウトカム基盤教育
第5節 おわりに
第2章 MSW記録研究に関する先行研究レビュー
第1節 はじめに
1.ソーシャルワーカーと記録の関係
2.MSWとソーシャルワーク記録
第2節 研究の目的
第3節 研究方法
第4節 結果
第5節 考察
1.クライエントとMSWの相互作用を反映したMSW記録
2.電子カルテシステムとMSW記録
3.記録の方法の模索
4.記録の内容と面接におけるアセスメント実践について
5.ソーシャルワーカー養成における記録教育の課題
第6節 結論
第7節 おわりに
第3章 全国調査結果にみる医療ソーシャルワーク記録の現状と課題把握
第1節 はじめに
第2節 調査方法と倫理的配慮
1.調査対象選定方法及び回収率
2.分析方法
3.倫理的配慮
第3節 量的分析
1.記述統計結果及び考察
2.決定木分析の結果及び考察
3.結論
4.おわりに
第4節 MSW記録の課題に関するインタビュー調査
1.インタビュー及び協力者概要
2.結果
3.考察
4.結論
5.おわりに
第5節 F-SOAIPを構成する6項目を用いたMSW記録の課題分析
1.MSW記録分析の意義
2.対象と分析方法
3.結果及び考察
4.結論
5.おわりに
第6節 全国調査の小括
1.経過記録法の形式による記載要素割合の差
2.項目形式により高められるアセスメント意識
3.項目形式により変化する支援計画立案意識
4.SOAPとソーシャルワーク実践過程の反映の困難感
5.F-SOAIPの見読性の高さ
第7節 おわりに
第4章 F-SOAIP導入によるアクションリサーチ
第1節 はじめに
第2節 実施方法と倫理的配慮
1.研究の枠組み
2.研究協力者の選定方法
3.実施方法
4.アンケート調査実施時期と実施方法
5.倫理的配慮
第3節 分析方法
第4節 結果
1.研修会直後のAR協力者の反応
2.F-SOAIP導入による実践の意識変化
3.アンケート自由記述欄の分析結果
第5節 考察
1.F-SOAIP導入による専門性向上の効果
2.クライエントを全人的に捉えようとする意識の向上
3.経過記録の活用
第6節 結論
第7節 おわりに
第5章 総括
第1節 経過記録法とソーシャルワーク実践
1.アセスメントに基づく実践意識の変化
2.観察意識の向上
3.F-SOAIPとMSWの専門性向上
第2節 結論
1.結論
2.残された課題
本書を終えるにあたって
文献一覧
あとがき
資料一覧
索引