日本語版序文
まえがき
読者ガイド
The OECD Future of Education and Skills 2030:プロジェクトの背景
OECD Education 2030ラーニングフレームワーク
2030年に向けたダイナミックかつインクルーシブな体育カリキュラムの作成
第1章 体育・保健教育カリキュラム調査:概要と主要知見
はじめに
第1節 なぜ本書が重要なのか
第2節 本書の範囲と構成
第3節 本書の主要知見
第2章 体育・保健教育カリキュラムの比較分析
はじめに
第1節 カリキュラムに関連する法令
第2節 体育・保健教育のカリキュラムの範囲
第3節 体育・保健教育の教育課程におけるカリキュラムの内容
第4節 授業時間
第5節 正課外の身体活動
第6節 体育を取り巻く状況
第7節 体育におけるアセスメントポリシーと実践
第8節 体育の人材育成、資格、教員支援
第9節 生徒の安全確保に関する方針
第3章 体育・保健教育の教育目標とその重要性
はじめに
第1節 体育・保健教育のカリキュラムの広範な目標
第2節 身体的成果と身体的健康
第3節 心理的・情意的な成果とメンタルヘルス
第4節 社会的成果
第5節 認知的成果
第6節 ライフスタイルと健康的成果
第4章 21世紀の目的に向けて:体育・保健教育の過去・現在・未来への道筋
はじめに
第1節 体育・保健教育の変化
第2節 変革の推進者としてのステークホルダー
第3節 21世紀における体育の今日的課題と今後の方向性
付録A 方法論
付録B 体育が認知的成果に与える影響に関するメタデータ分析
1 主要な分析結果
2 メタ分析の概要
3 認知的機能の発達への影響
4 学業成績への影響
5 研究の限界
謝辞・寄稿者・執筆者
訳者あとがき
コラム・図表一覧
――第1章 体育・保健教育カリキュラム調査:概要と主要知見
コラム1.1 保健教育と体育:主な定義
図1.1 OECDラーニングコンパス2030:社会的・身体的・心理的コンピテンシーを含む
――第2章 体育・保健教育カリキュラムの比較分析
コラム2.1 生徒の健康とウェルビーイングを増進するための保健教育:WHOの勧告
コラム2.2 生徒が推奨される身体活動レベルに達成するのを支援する:体育・保健教育、課外活動、統合的な身体活動の組み合わせ
図2.1 体育における必要な授業時間数
図2.2 体育・保健教育の授業時間のうち身体活動を含む時間の割合
図2.3 学校制度によって提供される正課外の身体活動
図2.4 体育で生徒のパフォーマンスを評価するために教師が利用している評価システム
図2.5 体育・保健教育のカリキュラムに提供される実施・指導指針
表2.1 体育に関するカリキュラム規定の枠組みと政策
表2.2 カリキュラムに保健教育を取り入れるためのアプローチ
表2.3 体育・保健教育のカリキュラムに含まれる保健関連の内容領域
表2.4 体育・保健教育のカリキュラムに含まれる活動
表2.5 ISCED 1とISCED 2における体育・保健教育の指導状況
表2.6 体育教師になるために最低限必要な資格(ISCED 2011)
――第3章 体育・保健教育の教育目標とその重要性
図3.1 参加国・地域の体育・保健教育ナショナルカリキュラムの主な目標
図3.2 学校での体育の授業(PISA2015年調査)
図3.3 学校以外では活発または中程度の運動を実践していないと回答した生徒の割合
図3.4 身体活動、学校内外での活動(PISA2015年調査)
図3.5 参加国・地域の体育が明示的に促進する身体的成果の種類
図3.6 身体活動と生徒の生活満足度(PISA2015年調査)
図3.7 参加国・地域の体育が明確に促進する心理的・情意的成果の種類
図3.8 身体活動と社会的成果(PISA2015年調査)
図3.9 参加国・地域の体育が明確にした社会的成果の種類
図3.10 参加国・地域の体育が明確に促進する認知的成果の種類
図3.11 朝食の摂取と科学的リテラシーの成績(PISA2015年調査)
表3.1 参加国・地域の体育が明確に促進するライフスタイルと成果の種類
――第4章 21世紀の目的に向けて:体育・保健教育の過去・現在・未来への道筋
コラム4.1 OECDの「ウェルビーイングと進歩の測定フレームワーク」
コラム4.2 コンピテンシーベースとコンテンツベースのカリキュラムの選択
図4.1 体育・保健教育カリキュラムの国別事例
図4.2 OECDにおけるウェルビーイングの枠組み
図4.3 体育におけるスタンダード、インクルージョン、ジェンダーに関する方針と法令
図4.4 体育・保健教育における教科横断的なテーマ
表4.1 体育・保健教育のカリキュラム改革に向けた教育セクターの主な役割
表4.2 体育・保健教育のカリキュラム改革に向けた非教育セクターの主な役割
表4.3 体育・保健教育の政策立案やカリキュラムに影響を与えた国際機関
表4.4 カリキュラム改革のスケジュールとデザインの選択
表4.5 エビデンスのギャップとさらなる発展に向けた領域
――付録B 体育が認知的成果に与える影響に関するメタデータ分析
コラムB.1 統計的有意性
コラムB.2 調整因子のケース:運動強度が重要
図B.1 研究および効果の種別に基づく認知的機能の発達に対する身体活動介入の統合効果量
図B.2 学業成績に対する身体活動介入の統合効果量(研究および結果の種類別)