はしがき
序章 本研究の意義と方法
第1節 研究主題
第2節 多文化歴史教育の意義
第3節 本研究の意義と特質
第4節 研究方法と本論文の構成
第Ⅰ部 多文化歴史教育の授業構成
第1章 多文化歴史教育の基本原理
第1節 多文化歴史教育の目標
第2節 多文化歴史教育の内容
第3節 多文化歴史教育の方法
第4節 多文化歴史教育の評価
第2章 多文化歴史教育の授業構成のための実践分析Ⅰ――第3学年総合単元「多文化社会に生きるわたしたち」を事例に
第1節 授業計画
第2節 授業の実践と評価
1 日系ブラジル人児童の変容とその背景
2 授業評価
第3節 本単元の課題
第3章 多文化歴史教育の授業構成のための実践分析Ⅱ――第6学年歴史単元「東アジアにおける古代国家ヤマトと渡来人」を事例に
第1節 授業計画
第2節 授業の実践と評価
1 「Ⅲ.百済の滅亡」の授業評価
2 「Ⅵ.日本列島に視野を広げて」の授業評価
第3節 本単元の課題
第4章 実践分析を踏まえた多文化歴史教育の授業構成
第1節 多文化歴史教育の授業構成の仮説
1 変換アプローチのための授業過程
2 変換アプローチのための問いと知識の構造
3 多文化歴史授業の開発例
第2節 多文化歴史教育の授業構成
1 社会探究型多文化歴史授業の構成
2 価値的探究型多文化歴史授業の構成
第Ⅱ部 多文化歴史教育のカリキュラム構成
第5章 多文化歴史教育のカリキュラム構成のための実践分析――アイヌ史学習実践を事例に
第1節 アイヌ史学習の必要性
第2節 アイヌ史学習実践の課題
第3節 小学校社会科歴史カリキュラム上のアイヌ史学習の位置づけと課題
第6章 小学校社会科の多文化歴史カリキュラム開発
第1節 先行研究における小学校社会科の多文化歴史カリキュラムの課題
第2節 小学校社会科における多文化歴史カリキュラム試案
1 社会科(歴史)カリキュラム開発方法
2 既存の社会科カリキュラムと多文化歴史カリキュラムとの関連
3 小学校社会科における多文化歴史カリキュラム試案
第3節 児童が経験した小学校社会科多文化歴史カリキュラム
第Ⅲ部 多文化歴史教育の授業開発
第7章 社会探究型多文化歴史授業モデルⅠ――第3学年歴史単元「神戸南京町の年中行事とその歴史」
第1節 単元設定の理由
第2節 内容構成
第3節 授業過程の組織化
第4節 授業計画
第8章 社会探究型多文化歴史授業モデルⅡ――第6学年歴史単元「朝鮮通信使から考える260年の平和」
第1節 単元設定の理由
第2節 内容構成
第3節 授業過程の組織化
第4節 授業計画
第9章 価値探究型多文化歴史授業モデルⅠ――第3学年歴史単元「昔の暮らしから考える男女平等」
第1節 単元設定の理由
第2節 内容構成
第3節 授業過程の組織化
第4節 授業計画
第10章 価値探究型多文化歴史授業モデルⅡ――第6学年歴史単元「散文説話から考えるアイヌ史」
第1節 単元設定の理由
第2節 内容構成
第3節 授業過程の組織化
第4節 授業計画
終章 研究の成果と課題
参考文献
あとがき