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全国データ SDGsと日本

誰も取り残されないための人間の安全保障指標

編:「人間の安全保障」フォーラム
編著:高須 幸雄

紙版

内容紹介

国連の持続的開発目標(SDGs)指標を、国としてはほぼ達成しつつある日本。しかし、SDGsの理念「誰も取り残されない社会」が実現しているとは言いがたい。90あまりの指標から都道府県ごとの課題を可視化し、改善策を提言する。

目次

 はじめに

第1部 日本の人間の安全保障指標

第1章 SDGs指標との比較と指標別ランキング
 1-1 SDGs指標との比較
 1-2 指標別ランキング
第2章 都道府県別指数
第3章 アンケート調査による主観的評価
第4章 都道府県別プロフィール

第2部 取り残されがちな個別グループの課題

第5章 子ども
 5-1 子どもの貧困
 5-2 子どもに対する様々な暴力
第6章 女性
第7章 若者
第8章 高齢者
第9章 障害者
 9-1 障害者全般
 9-2 ハンセン病患者・回復者
第10章 LGBT
第11章 災害被災者
第12章 外国人

第3部 結論と提言

第13章 日本の人間の安全保障の課題
第14章 誰も取り残されない社会を作るために

 指標データ出典一覧
 あとがき
 日本の人間の安全保障指標プロジェクトチーム

著者略歴

編著:高須 幸雄
NPO法人「人間の安全保障」フォーラム理事長、国際連合事務総長特別顧問(人間の安全保障担当)、立命館大学客員教授。
外務省に入省後、国連日本代表部参事官、国連政策課長、インドネシア公使などを歴任。1993年国連事務次長補(財務官)として、国連の予算・財政を総括。1997年国連日本代表部大使として、国連安全保障理事会で日本代表。2000年外務省国際社会協力部長に就任し、人間の安全保障、感染症、気候変動に関する国際協力を推進。在ウィーン代表部大使を経て、国連日本政府代表部常駐代表を務め(2007-2010年)、安保理議長に2回就任。2012年から2017年5月まで国連事務次長(行政監理局長)として国連の管理全般の責任者。2010年以来事務総長特別顧問を務めている。元東京大学および政策大学院大学特任教授。共編著に『日本と国連の50年』(ミネルヴァ書房)がある。

ISBN:9784750349152
出版社:明石書店
判型:B5
ページ数:276ページ
価格:3000円(本体)
発行年月日:2019年11月
発売日:2019年11月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQ