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電子仕掛けのラビリンス

著:石川宏千花

紙版

内容紹介

今、中学生のあいだで、SNSの無料アプリHOOPが大人気だ。夏子の大親友ユキナも登録した。一緒にやろうと誘われたが、読書が好きな夏子は、SNSに乗り気になれない。ユキナはしだいにHOOPにハマっていく。最近、学校を休みがちなのは、ある写真サイトの管理人と、朝までHOOPしているのが原因らしい。「なぜ、やめられないの?」不安な気持ちが広がっていく夏子は、親友を救い出そうと、自分もその写真サイトにコンタクトする。SNSに依存するユキナと、親友を救い出そうとする夏子。その結末は、衝撃のエリアにつながる!?

著者略歴

著:石川宏千花
石川宏千花
児童文学作家。『ユリエルとグレン』で講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞、『拝啓パンクスノットデッドさま』で日本児童文学者協会賞受賞。「お面屋たまよし」シリーズ、「死神うどんカフェ」シリーズ(いずれも講談社)、『わたしが少女型ロボットだったころ』(偕成社)などYA世代を中心に人気がある。

ISBN:9784652206058
出版社:理論社
判型:B6
定価:1400円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月19日