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慶滋保胤と浄土思想

著:平林 盛得

紙版

内容紹介

平安時代中期、わが国初の往生伝集を編纂した慶滋保胤の生涯を、源信との関わりなどを通して、浄土思想の発展過程に位置づける。

目次

序章 慶滋保胤をみつめる/平安期一知識人の行動と著作(摂関期における浄土思想の一考察―慶滋保胤について〈勧学会の結成/日本往生極楽記の撰述/出家から死まで/保胤の回心/同時期の罪悪観〉以下細目略/新出「勧学会記」の発見とその資料性について/十六相讃の全文―佐藤哲英氏の発見の紹介/大陸渡米の往生伝と慶滋保胤/中書大王と慶滋保胤―日本往生極楽記の補訂者)/出家前後から死まで(慶滋保胤の出家前後の諸問題/慶滋保胤書状を考える/慶滋保胤の死―三河入道寂照の入宋に関連して/『今昔物語集』のなかの慶滋保胤)/住居と系図(保胤の住居/慶滋保胤の系図/付篇一 藤原惟成説話の検討/付篇二 楞厳院二十五三昧結衆過去帳)

ISBN:9784642728034
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:318ページ
定価:11000円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB