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オンデマンド版

古代東北の蝦夷と北海道

著:関口 明

紙版

内容紹介

古代国家にとって蝦夷はどんな存在だったのか。蝦夷の反乱とその歴史的意義から、古代東北の城柵、郡編成など国家の蝦夷政策を追究。

目次

第Ⅰ部=蝦夷の反乱と移配の蝦夷/第一章=蝦夷の反乱とその歴史的意義(延暦八年の征夷/胆沢地方の実態/坂東の農民と神火/坂上田村麻呂と文室綿麻呂の征夷)/第二章=八、九世紀における移配蝦夷の支配(「俘囚」・「夷俘」問題の特徴/「俘囚」・「夷俘」と律令身分制/「俘囚」・「夷俘」政策の転換/九世紀の「夷俘」問題)以下細目略/第三章=古代東北における建郡と城柵/第四章=文室綿麻呂と蝦夷問題/第Ⅱ部=渡嶋蝦夷と北海道/第一章=北海道式古墳と渡嶋蝦夷/第二章=渡嶋蝦夷と毛皮交易/第三章=渡嶋蝦夷と粛慎・渤海/第四章=古代蝦夷の毒矢使用/第五章=日本の古代社会とクマ皮/第Ⅲ部=九世紀の国分寺と郡制の再編/第一章=九世紀における国分寺の展開/第二章=律令郡制再編の意義

ISBN:9784642723862
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:290ページ
定価:9000円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-B