日本語音韻音調史の研究
著:金田一 春彦
紙版
内容紹介
国語学以外の多彩な分野でも活躍する著者は、日本語アクセント史研究の開拓者であり、推進者である。少壮時代に発表し著者の代表的論考ともなった「日本四声古義」、連濁に関する諸学説を明快に整理した「連濁の解」をはじめ、平曲、声明、類聚名義抄、金光明最勝王経音義等の多様な素材を音韻・アクセント史の観点から論究した基礎的研究を収める。