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中国古代の神がみ

新装版

著:林 巳奈夫

紙版

内容紹介

中国古代、豊作の源として太陽が最も崇敬された。四季の変遷のもと、天の四方の神、青い龍・赤い鳥・白い虎は星座に起源し、石器時代に始まる。天体の円運動の中心、北極星は「帝」即ち殷周青銅器の獣面紋として崇められたが、同じ神でも「天」は日照・不作の元凶として老女で表現された。豊富な図版を駆使し、知られざる神がみの世界に迫った名著。

目次

まえがき/日の神/琮、社、主/青龍、白虎、朱鳥/先史鬼神/饕餮=帝/殷周の鬼神、天/殷周羽化鬼神/神樹/文献目録/あとがき

著者略歴

著:林 巳奈夫
1925年、神奈川県生まれ。1950年、京都大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。京都大学名誉教授。2006年、没。
【主要著書】『中国殷周時代の武器』(京都大学人文科学研究所、1972年)、『石に刻まれた世界』(東方書店、1992年)、『龍の話』(中央公論社、1993年)、『中国古代の神がみ』(吉川弘文館、2002年)、『神と獣の紋様学』(吉川弘文館、2004年)

ISBN:9784642083775
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:280ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC