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日本交通史☆〈新装版〉☆

編:児玉 幸多

紙版

内容紹介

人間社会の発達に、交通が重要な役割を果たしてきたことは言うまでもない。日本史上においても、政治面、産業経済面、文化面などの各分野に多大の働きを示してきた。多岐にわたる交通史研究の成果をもとに、最適の執筆陣が古代から近世までの水陸交通の実相を、多数の図版を駆使しながらわかりやすく解説。日本交通史の画期的名著を待望の新装復刊。

目次

序/古代の交通(原始時代の交通―古代の交通の序曲/大和時代の交通/律令時代の交通と通信・輸送〈五畿七道制と大和の古道/駅馬・伝馬の制/駅馬・伝馬の制の運営/関所と過所/駅馬・伝馬の制の衰退、崩壊〉/就役民の行旅と調庸物の輸送/軍旅と集団移民/天皇・貴族の行旅と庶民の旅)/中世の交通(中世前期の交通〈海上交通の発展/陸上交通の整備/海陸交通の新展開〉/中世後期の交通〈室町幕府の交通政策/商品流通と地域経済圏/交通の障害〉以下細目略/鎌倉幕府の交通政策(陸上交通)/戦国大名の伝馬制度/武士の旅と庶民の旅)/近世の交通(江戸幕府の交通政策/五街道と脇街道/宿場の組織/関所と番所/通信と飛脚/海上交通/河川交通/大名および武士・庶民の旅)

著者略歴

編:児玉 幸多
1909年生まれ。
1932年、東京帝国大学文学部国史学科卒業。学習院大学長、江戸東京博物館館長などを歴任。文学博士。2007年 没。
【主な編著書】近世農村社会の研究 近世宿駅制度の研究 佐倉惣五郎 近世農民生活史 日本交通史

ISBN:9784642083478
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:416ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2018年12月
発売日:2018年12月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RPT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH