凡例
まえがき 考古学から江戸の暮らしを探る…古泉 弘
Ⅰ 江戸の住人
発掘された大名屋敷/大名屋敷の装置/門と格式/全貌が明らかになった御殿/拡張された御殿/江戸の大名庭園/趣向を凝らした大庭園―尾張藩徳川家江戸藩邸の二つの庭園/潮入の庭―小堀遠州らが設計した蓬莱園/宴と饗応に用いられた品々/船着場・船入場/大名と趣味/大名が自邸で作らせた御庭焼/江戸詰藩士の住まいと暮らし/旗本の屋敷と暮らし/下級武士たちの屋敷/国元からもたらされた品々/国元の味/武家の内職/町屋敷の景観/江戸っ子の住まい/裏店の暮らしの道具
Ⅱ 江戸の基盤整備
江戸城はどのように造られたか/江戸城の堀と石垣/江戸の大寺院―将軍の寺、大名の寺/北町奉行所/都市下層民と投げ込み寺/江戸四宿/馬場/御殿と御茶屋/進化した井戸掘り技術/網の目のように廻らされた上水網/石樋・木樋と配管/整備された?下水処理のシステム/堀と用水/ごみ処理/ごみ溜め/建築資材としての土/厠/火事と喧嘩は江戸の華/火事の発見と警鐘/家財を守るために発達した建築―蔵と蔵造り/地中に設けられた耐火倉庫―穴蔵
Ⅲ 江戸の衣食住
履物/髪型と結髪用具/江戸の鏡/化粧道具/さまざまな厨房具/液体や食品の容器/厨房と竈/移動のできる火処/飯を炊き、汁を煮る/土製のフライパン―焙烙/食材を切り、刻む/食材を摺り、卸す/焼塩と焼塩壺/食器の組み合わせ/食器として用いられた漆椀類/漆碗はどのように作られたか/多様化する近世の食器相/食事の風景と膳/茶を飲む風習/酒を飲む/江戸時代から流行った喫煙/動物性蛋白の中心となった魚介類/江戸の肉食/江戸の屋根/桟瓦の普及と瓦当にみる地域性/灯油を燃料とした灯火具・照明具/蝋燭を用いた照明具/火をつける道具/暖のとり方/室内で用いられた調度品や什器
Ⅳ 江戸を生きる
焼物で作られたさまざまな人形/演じる人形/リアルに作られた飯事道具/箱庭を演出したミニチュア類/江戸を代表する玩具―泥面子/双六と将棋/動物に向けられた愛/各地に開けた遊興地/新しい料理の卓―大皿/園芸に魅せられた人々/植木屋とガーデニング/遺構にみる胞衣納め/医療と衛生/義歯と眼鏡/富士講の流行/地神に祈る/まじないの世界
Ⅴ 江戸のなりわい
隅田川沿岸で作られたやきもの/地下で行われた麹作り/酒屋の営業範囲/大切に使われたやきもの/文房具/江戸の度量衡―計量・計測・計算/貨幣制度の確立/古寛永から新寛永へ/東国の暮らしに根ざしたやきもの―瀬戸美濃窯/国産磁器を手にした人々/各地からもたらされたやきもの/江戸の異国趣味―クレイパイプ/江戸の異国趣味―酒の容器/江戸の異国趣味―外国のやきもの/石灰と牡蠣殻の採取/江戸をつくった石材/江戸近郊からもたらされた食材
Ⅵ 江戸から東京へ
品川御台場―江戸湾海防のために築かれた砲台/日本の鉄道発祥の地/初期の鉄道にかかわる品々/旅先での一服/外国人居留地/産業革命の影響/軍都東京の形成と戦争遺跡/軍需工場と地域/今に残る江戸の町並み
付録
図版目録
索引",江戸 暮らし 考古学 江戸城 大名屋敷 上水 下水