日本政党史
編：季武 嘉也
編：武田 知己
紙版
内容紹介
〈政党〉という概念が、西欧から導入されて一五〇年、複雑な時代状況の下で多彩な政党が誕生し消えていった。明治の政治結社や御用政党、護憲政党の活躍、戦時下の政党消滅、自民党・社会党を柱とした五五年体制と派閥政治、そして二〇〇九年の政権交代までの政党史を平易に解説。民主政の柱、権力装置としての〈政党〉の実態と本質を問い直す。
目次
はじめに―政党史研究の意義（政党とは何か／日本の政党史研究の歴史／政党史研究の今日的意義）／明治前半期における政党の誕生（―一八九〇年）〈未知の事象としての政党／政党への着目と理解の試み／新しい政党観の登場／政党の成立と凋落――政党の抱えた問題／国会開設を前にして〉以下細目略／大日本帝国憲法下での政党の発展（一八九〇―一九三二年）／政党政治の凋落と再生（一九三二―五五年）／特論 戦後政党と日米関係Ⅰ 戦後政党の成立と日米関係（一九四五―五五年）／「五五年体制」の変貌と危機（一九五五―八六年）／特論 戦後政党と日米関係Ⅱ 五五年体制の形成と日米関係（一九五五―八六年）／政治改革と政界再編（一九八六―二〇〇九年）／特論 戦後政党と日米関係Ⅲ 冷戦終焉と五五年体制（一九八九―二〇〇九年）
ISBN：9784642080491
。出版社：吉川弘文館
。判型：4-6
。ページ数：454ページ
。定価：3500円（本体）
。発行年月日：2011年02月
。発売日：2011年01月15日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：JPL。
