柳田国男と海の道

『海南小記』の原景

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著：松本　三喜夫

出版社：吉川弘文館

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内容紹介

紀行文『海南小記』で、九州東海岸から奄美大島、八重山諸島へと南への旅をしながらちりばめられる北への視点。そこにはめばえつつある南と北の遠く離れた地域の類似性や同一性への問題意識が垣間みられる。また炭焼長者伝説や南の島の姥捨山、佐渡に流れ着く椰子の実などから、日本人のたどった道を考え、『海上の道』につながる原景を検証する。

第一部　柳田国男と海の道(第一章　柳田国男の九州東海岸の旅／第二章　柳田国男の奄美大島の旅／第三章　柳田国男の琉球の旅／第四章　柳田国男の石垣島の旅／第五章　『古琉球』の誘惑) 第二部ささやかなる旅（二人の「炭焼小五郎」譚／新四郎屋敷のこと／南の島の姥捨山／佐渡の椰子の実─佐渡と柳田国男─)

ISBN：9784642075503
出版社：吉川弘文館
判型：A5
ページ数：320ページ
定価：7000円（本体）
発行年月日：2003年06月
発売日：2003年06月04日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：JBCC
国際分類コード【Thema（シーマ）】２：NH。

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