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家からみる江戸大名

伊達家

仙台藩

著:J・F・モリス

紙版

内容紹介

御家騒動や飢饉など、度重なる困難に見舞われた仙台伊達家。一方、数々の試練は平和で近代的な社会システムの芽を育んだ。家臣や領民の「不服」の声を聴く統治、家を支えた脇役にも光を当て、仙台伊達家の近世を描く。

目次

プロローグ なぜ「家」の歴史が必要か/仙台藩以前の伊達家(伊達家の戦国時代/戦国大名となる 十七代当主政宗/戦国大名伊達家の到達点/中世伊達家の自己認識)/伊達政宗、近世大名になる(政宗と豊臣政権/政宗が目指した伊達の家の形/近世大名としての政宗と家臣団)/二代忠宗 大改革の実行(二代忠宗の治政/給人の「私成敗」にみる政宗と忠宗の治政の違い/忠宗とお世継ぎ)以下細目略/伊達家の十七世紀後半と御家存続の危機(三代綱宗 三年で終わった三代目/幼君亀千代(綱村)と後見人政治/綱村親政/綱村政治の評価 名君か迷君か/綱村治世のキーワード「大国」/綱村の隠居と政治勢力「一門仲間」の創出)/伊達家の十八世紀 御家安泰の時代/伊達家の十九世紀 幼年大名と新しい社会の芽生え/十三代慶邦 新時代の幕開けと仙台藩/コラム1~6/伊達家歴代当主一覧/(付表)仙台藩における家格、知行形態と石高の対照表/略年表

ISBN:9784642068796
出版社:吉川弘文館
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年10月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY