人をあるく
足利義満と京都
著:早島 大祐
紙版
内容紹介
室町幕府の宿願だった南北朝合一を果たした三代将軍義満。中世最大の宗教勢力延暦寺を意のままに操り、出家後もなお権力者として君臨し続けた生涯を描く。遺物新発見で注目の相国寺大塔など、ゆかりの京都を訪ねる。
目次
延暦寺をあやつる将軍/Ⅰ 義満の履歴書(春王誕生/後円融天皇との接触/参詣と軍事―足利義満の自立/熊野速玉社/伊勢神宮と興福寺)/Ⅱ 義満の天下統一(明徳の乱/南北朝合一と延暦寺/足利義満の日吉社参詣/南都再興に見る負担の構造)/【コラム】東南院尊玄―義満に逆らった人?/Ⅲ 王権簒奪論後の足利義満像(義満の出家/後円融天皇の死)/Ⅳ 義満の京都を歩く(相国寺/相国寺大塔/北山第・金閣)/【コラム】天下の高さと天下の広さ/【コラム】幻の大塔のかけら/黒い金閣―エピローグ/足利義満略年表
ISBN:9784642067935
。出版社:吉川弘文館
。判型:A5
。ページ数:160ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2016年11月
。発売日:2016年10月29日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。