読みなおす日本史
江戸の蔵書家たち
著:岡村 敬二
紙版
内容紹介
江戸時代中後期、商業出版が盛んになり、多くの書物を収集する武士や町人が現れた。体系的に書物を蓄積した小山田与(とも)清(きよ)、屋代(やしろ)弘(ひろ)賢(かた)、狩谷棭(えき)斎(さい)、塙(はなわ)保己一(ほきいち)らの知的営為と目指したものを、遺された目録や解題、索引から探る。
目次
はじめに/蔵書家の登場(擁書楼/文人たちの群像)/書物の森へわけいる(日本の書物の集大成/分類と目録の長い道/解題の意味論/群書捜索への意志)/知のかたち、知の地平(全国規模へ/会合隆盛/図書館の萌芽)/引き継がれた書誌(西洋の流入/営為を継ぐもの)/明治の時代に受け継がれた大阪の文運
ISBN:9784642067249
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:272ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2017年03月
。発売日:2017年03月18日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP。