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読みなおす日本史

戦国武将と茶の湯

著:米原 正義

紙版

内容紹介

文武両道の信念のもと、真の武士をめざした各地の武将は、戦さに明け暮れながらも広い教養を身につけ、この時代の文化を牽引した。彼らが嗜んだ茶の湯を中心に文化活動を追い、地方にもたらした経済効果にも言及した名著。

目次

総説 戦国武将と文化(満開の美/王朝古典文学/和歌・連歌文芸/受容文化の多面性/文化圏の成立/文化摂取の心/暗夜の一灯)/戦国武将と茶の湯の展開(茶の湯と武芸と/「数奇の御茶湯」・「数奇の座敷」/桜一色の露地/阿波三好一族/流転の九十九髪/数奇独占への道)/越前朝倉氏(糸桜の悲哀/「数奇の座敷」/朝倉名物/唐絵の尊重/「よきゑし」と相阿弥/四つの文化圏/無言の茶器)/能登畠山氏(謙信の感懐/能登畠山名物/能州丸山梅雪/茶人丸山梅雪/丸山晩雪のこと/磨り減る茶臼)以下細目略/出雲尼子氏/周防大内氏/豊後大友氏/駿河今川氏/相模小田原北条氏/奥羽伊達氏/終章 戦後武将にとって茶の湯とは/『戦国武将と茶の湯』を読んで…竹本千鶴

ISBN:9784642065788
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2014年06月
発売日:2014年06月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WBXN12