身分的周縁と近世社会 7
武士の周縁に生きる
編:森下 徹
紙版
内容紹介
武士身分をとりまく様々な人びと。民間にあって支配をささえた大庄屋や地役人、藩に抱えられた藩医・相撲取らの実態を解明。加えて軍団構成のあり方も明らかにし、武士の統治集団としての特質を浮き彫りにする。さらに都市社会史的観点から大坂の国問屋、城下町での家臣団の存在形態にも論及。地域社会に視点をすえて武士身分を考える。
目次
身分社会のなかの武士…森下 徹/大庄屋…羽田真也/長崎地役人…戸森麻衣子/藩医…海原 亮/抱え相撲…高埜利彦/薩摩問屋…屋久健二/幕末の軍団…上田純子/武士の周縁に生きる―萩城下と家臣団―…森下 徹