列島の古代 6 完結
著:佐藤 信
紙版
内容紹介
日本列島の古代史像は、大きく変わりつつある。遺跡の発掘調査、出土文字資料の研究成果などから明らかになった地方・庶民の姿や各地域間の交流に注目し、中国・朝鮮半島との関係もふまえて、多元的な歴史像を描く。
目次
列島古代の歴史文化―プロローグ/列島文化のあけぼの(旧石器・縄文時代の環境と暮らし〈旧石器時代のはじまり/縄文時代のはじまり/縄文時代の暮らし/縄文時代の祈り〉以下細目略/弥生文化の広がり/邪馬台国から倭国へ)/古墳と大王の時代(前方後円墳の時代/倭の五王と東アジア/大王と地方豪族)/飛鳥の朝廷(飛鳥の宮々/東アジアと「大化改新」/天武・持統天皇の時代)/律令国家(律令国家と平城京/争乱の奈良時代史/地方官衙と辺境/天平文化)/平安の王朝(平安王朝のはじまり/平安京/藤原北家の発展)/摂関政治(律令制の変質/摂関政治の展開/国風文化/摂関時代から院政へ)/古代から中世へ―エピローグ