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敗者の日本史 15

赤穂事件と四十六士

著:山本 博文

紙版

内容紹介

『忠臣蔵』で知られる赤穂(あこう)事件。切腹(死)を恐れず「義」を重んじ主君の仇を討った浪士らは、果たして勝者だったのか、敗者だったのか。確かな史料に基づき事件の真相を再現。歴史における勝者と敗者について考える。

目次

赤穂事件の勝者と敗者 プロローグ/Ⅰ 刃傷事件(浅野内匠頭の思い〈元禄時代と勅使饗応役/吉良上野介の地位/刃傷事件の発生と理由/浅野内匠頭、田村家へ御預け/切腹の申し渡し/内匠頭の残した言葉/堀部弥兵衛の想像〉以下細目略/吉良上野介の評判/赤穂城の藩士たち)/Ⅱ 大石内蔵助と急進派(御家再興を考える大石内蔵助/武士の一分にこだわる急進派/大石内蔵助、急進派を抑える/空しく過ぎた亡君の一周忌)/Ⅲ 討ち入りへの思い(討ち入りを決定した円山会議/赤穂浪人たちの江戸下向/討ち入りを前にしての思い/大石内蔵助の心境)/Ⅳ 本懐を遂げる(討ち入り準備と脱盟者/吉良邸討ち入り)/Ⅴ 討ち入りの結末(預け先での赤穂浪人/赤穂浪人の処分/吉良左兵衛への処分/残された者たちの思い)/勝者なき戦い エピローグ

ISBN:9784642064613
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:254ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2013年02月
発売日:2013年01月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ