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日本近世の歴史 1

天下人の時代

著:藤井 讓治

紙版

内容紹介

戦国乱世を平らげ、近世への扉を開いた織田信長・豊臣秀吉・徳川家康。彼ら「天下人」の激動の時代から秀忠政権までを、政治の動きを中心に描き出す。桶狭間や関ヶ原、大坂の陣などの合戦や室町幕府の滅亡、惣無事令の否定、朝鮮出兵、幕府の圧迫と天皇、徳川家の代替わりなど、発見された新事実を交え、東アジア情勢も絡めつつ活写。近世の始まりに迫る。

目次

近世の政治を描く―プロローグ/戦国乱世から天下一統へ(信長上洛と将軍義昭〈尾張平均/桶狭間の戦い/美濃攻略/「天下布武」/信長・義昭の上洛/殿中御掟/五か条の条々/諸国への上洛要求/姉川の戦い/石山本願寺蜂起す/比叡山焼き討ち/元亀二年の遠国〉以下細目略/信長政権の樹立/石山戦争の終結と領国の拡大)/天下人秀吉(覇者は誰か―本能寺の変から小牧・長久手の戦い―/関白秀吉)/秀吉の「唐入り」(「唐入り」に向けて/「唐入り」放棄と秀次事件)/徳川の天下(関ヶ原の戦いと将軍宣下/家康の大御所時代)/徳川の政権継承(秀忠「天下人」への道/秀忠と家光)/天下人の条件―エピローグ

ISBN:9784642064293
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:274ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2011年11月
発売日:2011年10月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ