出版社を探す

戦争の日本史 11

畿内・近国の戦国合戦

著:福島 克彦

紙版

内容紹介

足利将軍家の継嗣問題、畠山氏と細川氏の内紛、三好長慶や松永久秀らによる争乱…。応仁・文明の乱終息後も畿内とその近国では戦乱が断続的に繰り広げられた。絵画資料・現地踏査・発掘調査を手がかりに都市や城郭、防御施設の実態を探り、織豊時代への連続性を検証する。「英雄不在」といわれる信長以前の約一〇〇年間、「都の戦国時代」を詳細に描く。

目次

戦国期の畿内・近国のイメージ プロローグ/Ⅰ=応仁・文明の乱と山城国一揆(応仁・文明の乱〈応仁・文明の乱の波及/畠山氏の内紛/大内軍の攻勢/「木津城」の景観/畠山政長と義就の戦い/ふたたび南山城の戦局へ〉以下細目略/山城国一揆と国人たち)/Ⅱ=果てしない戦乱(足利将軍と明応の政変/細川京兆家の分裂/本願寺・天文法華一揆と細川晴元)/Ⅲ=三好長慶の時代(長慶の台頭/長慶と晴元の京都攻防戦/長慶の畿内征圧/将軍義輝殺害と義昭の奈良脱出/松永久秀と三好三人衆)/Ⅳ=合戦の様相(対立の構図/将軍と軍事力/守護による軍勢催促/防御施設の発達/山岳寺院から山城へ/戦国期城館の発達/守護所の景観)/Ⅴ=都市と戦争(戦国期以前の山崎/戦場の街、大山崎/禁制と都市民)/織田信長の上洛以後 エピローグ

ISBN:9784642063210
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:324ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2009年07月
発売日:2009年06月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ