人と動物の日本史 1
動物の考古学
編:西本 豊弘
紙版
内容紹介
縄文・弥生から近世までの日本人の動物観の移り変わりを、土製品や石製品、動物骨や動物絵画など、多彩な考古資料で描く。狩猟・漁撈・肉食の変遷や、イヌ・ウマ・ブタ・鳥など、家畜と日本人との深い関わりにも迫る。
目次
動物と日本人―出土遺物から―…西本豊弘/Ⅰ=動物観(縄文人の動物観…設楽博己〈動物儀礼の痕跡/動物の飼育・狩猟と儀礼/造形品からみた縄文人の動物観〉/弥生・古墳時代人の動物観…辰巳和弘〈稲作と動物/海へのまなざし―サメ・イルカ―/他界観と動物〉/動物観の変遷…西本豊弘〈縄文時代の動物観/弥生時代の動物観/古墳時代と古代の動物観/中世の動物観/近世の動物観/日本人固有の動物観とその底流〉)以下細目略/Ⅱ=狩猟と漁撈(狩猟活動の変遷…佐藤孝雄/漁撈活動の変遷…樋泉岳二/肉食の変遷…鵜澤和宏)/Ⅲ=家畜と日本人