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街道の日本史 47

土佐と南海道

編:秋澤 繁
編:荻 慎一郎

紙版

内容紹介

屏風のような四国山地に囲まれ、黒潮流れる太平洋に接する土佐。この地域は隣国と隔てられながらも、独特の個性と気質を育んできた。遠流(おんる)の国から武士の世界へ、土佐一条(いちじょう)家と長宗我部(ちょうそがべ)氏、山内一豊(やまうちかつとよ)と土佐藩、山と海の生活、幕末の志士の動向と自由民権運動などを追求。坂本龍馬や中江兆民ら、日本の進路を先導した人びとに、土佐文化の伝統を探る。

目次

Ⅰ=土佐と南海道をめぐって(土佐の地理と風土…秋澤 繁/阿波・伊予に至る諸道を歩く…秋澤 繁/上方・九州に至る海上の道…秋澤 繁・荻慎一郎)/Ⅱ=高知の歴史(土佐の国…出原恵三・秋澤 繁・大野充彦/近世土佐における諸地域社会の形成…荻慎一郎・渡部 淳・高橋史朗・行藤たけし・坂本正夫・渡邊哲哉/近代の土佐…田村安興)/Ⅲ=土佐文化の伝統(文化の諸相…千葉昌弘・田村安興/民衆文化と民俗的土壌…坂本正夫)

ISBN:9784642062473
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2006年12月
発売日:2006年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-G