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歴史文化ライブラリー 210

数え方の日本史

著:三保 忠夫

紙版

内容紹介

一匹、一双、一振、一ケース…。日本人は物をどう数えてきたのか。その源流を、中国古代の史書や正倉院文書、木簡に探り、数え方の様式・作法や男女の違い、各地の方言など、日本独特の表現法を育み、受け継いできた歴史を現代までたどる。興味深いエピソードも交え、豊かな日本語表現である数の世界を分かりやすく説いた?数え方事典〟でもある。

目次

数える―プロローグ/数え方の伝来(ものの数え方/中国からきた助数詞/日本固有の助数詞)/数えることの歴史(作られる助数詞/中世―文書語としての助数詞/近世―文書語としての助数詞〈衣服類の数え方/刀剣類・弓馬類・甲冑類などの数え方/鷹狩りに関する数え方〉/つ」と数えること)/注意される数え方(イカ一盃とウサギ一耳〈魚介類の数え方/ウサギの数え方〉)/助数詞の現在と将来(実生活の中の単位―助数詞の意義/助数詞の将来)

ISBN:9784642056106
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:236ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2006年03月
発売日:2006年02月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CJBG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:CFK
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:CBG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:2GJ