歴史文化ライブラリー 182
大工道具の日本史
著:渡邉 晶
紙版
内容紹介
人が石器を手にした時から大工道具の歴史は始まった。やがて大陸からの新しい建築技術と鉄器の伝来により、法隆寺や東大寺大仏殿が建立される。斧・鋸・鑿などの道具はどのように発展してきたのか。様々な文献や絵画史料から、古代から現代へ続く大工道具の歴史を分りやすく解説。電動工具が主流の現代に、手道具がもつやさしさと重要性を説く。
目次
手道具の歴史と人類の未来―プロローグ/木の建築をつくる技術と道具(植生と建築用材/木の建築の構法と部材接合法/木の建築の工作技術/木の建築をつくる工人/建築生産と道具編成)以下細目略/大工道具の誕生 旧石器から縄文時代/鉄器の導入と大工道具の発展 弥生・古墳時代/渡来した新しい建築技術 古代・中世/大工たちの近世/多様化する大工道具と技術/大工道具の一万年―エピローグ
ISBN:9784642055826
。出版社:吉川弘文館
。判型:4-6
。ページ数:220ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:2004年11月
。発売日:2004年10月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDPJ。