出版社を探す

歴史文化ライブラリー 78

エトロフ島

つくられた国境

著:菊池 勇夫

紙版

内容紹介

ラッコを獲り、鷲羽を交易して暮らすアイヌの島、千島列島。この地が、ロシアと日本にとって「国境」を強烈に意識する空間となった一八世紀末、江戸幕府はエトロフ島を開き、千島を南北に分断した。急激な島内開発、駆り出される奥羽の民衆、風俗改変を強いられるアイヌの人々。境界の島に渦巻く思惑と葛藤を見つめ、「国境」創出の意味を問う。

目次

アイヌの島
境界の島
エトロフ開島
エトロフ島襲撃事件
変容するエトロフ島

",国境 境界 北方領土 千島

ISBN:9784642054782
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:1999年11月
発売日:1999年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-A