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人物叢書 300

徳川家康

著:藤井 讓治

紙版

内容紹介

江戸幕府を開いた初代将軍。人質時代から三河平定、信長との同盟、甲斐武田氏との攻防、秀吉への臣従、関ヶ原の戦いと将軍宣下、大御所時代まで、75年の生涯を正確に描く。神君として顕彰され、さまざまな逸話が事実のごとく創出されるなど、バイアスのかかった家康像から脱却。一次史料から浮かび上がる等身大の姿に迫る。巻末に、全行動が辿れる「家康の居所・移動表」を付載。

シリーズ通巻300冊!

目次

はしがき/誕生から三河平定まで(誕生と祖先/人質時代/桶狭間の戦いと今川氏との決別/一向一揆の鎮定と三河平定/三河守任官と徳川への改姓)/遠江浜松移転と甲斐武田氏との攻防(甲斐武田氏との同盟と遠江侵攻/浜松移転と三方ヶ原の戦い/長篠の戦い/高天神城の攻防/遠江平定と駿河拝領)/五ヵ国領有と秀吉への臣従(本能寺の変のあと―甲斐・信濃掌握/二度目の甲斐仕置と駿河仕置/小牧・長久手の戦い/真田攻めと秀吉の「家康成敗」/秀吉への臣従/聚楽行幸/小田原北条攻め/家康の妻妾と子女)/関東入国と豊臣政権の中で)以下細目略/秀吉の死から関ヶ原の戦いまで/天下人家康/大御所政治/豊臣氏滅亡と家康の死/おわりに/徳川氏略系図/略年譜/主要参考文献/家康の居所・移動表

著者略歴

著:藤井 讓治
1947年、福井県生まれ。1975年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、石川県立歴史博物館長、京都大学名誉教授。 ※2020年2月現在
【主要編著書】『江戸幕府老中制形成過程の研究』(校倉書房、1990年)、『幕藩領主の権力構造』(岩波書店、2002年)、『徳川将軍家領地宛行制の研究』(思文閣出版、2008年)、『戦国乱世から太平の世へ』(岩波新書、2015年)

ISBN:9784642052931
出版社:吉川弘文館
判型:4-6
ページ数:456ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年01月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB