近世の宗教と社会 2
国家権力と宗教
編:井上 智勝
編:高埜 利彦
紙版
内容紹介
近世の宗教を、近世国家権力および支配との関係性において捉えることを目的とした論考十一編を収録。近年の国家権力と宗教をめぐる研究動向を活性化させ、日本近世史と関連する諸分野の研究が進展することをめざす。
目次
はじめに…高埜利彦/Ⅰ宗教統制と宗教者組織(異端的宗教活動と近世秩序…大橋幸泰/加賀藩の改宗・寺替法令をめぐって…朴澤直秀/神職の集団化と幕府支配…靱矢嘉史/近世の神職編成と国郡制・領主制…井上智勝)/Ⅱ権力の正統化と宗教(増上寺における東照権現信仰…曽根原 理/幕末萩藩における祭祀改革と「藩祖」…岸本 覚/恩赦をめぐる幕府権威と仏教世界…谷口眞子)/Ⅲ門跡と朝廷(近世准門跡の格式…高埜利彦/輪王寺宮の権威と在地寺社の動向…菅野洋介/近世の触穢観念と神社・祭礼…中川 学/近世中後期の陰陽頭・朝廷と彗星…杉
ISBN:9784642034302
。出版社:吉川弘文館
。判型:A5
。ページ数:350ページ
。定価:11000円(本体)
。発行年月日:2008年07月
。発売日:2008年07月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRAX。