有斐閣アルマSpecialized
新・教育の社会学
〈常識〉の問い方,見直し方
他著:苅谷 剛彦
他著:濱名 陽子
他著:木村 涼子
内容紹介
不登校など現場のミクロな問題から,競争や能力主義の過熱といったマクロ問題まで,さまざまなレベルで問題を解説。幼児教育は家族社会学の観点も視野に,ジェンダーと教育は現在のセクシュアリティ論まで,いま学ばれるべき教育にかかわる問題を網羅した。
目次
Part1 ゆらぐ教育保障のあり方
Stage1 「学校に行かない子ども」とは誰か/Stage2 長期欠席・不登校問題の変容/Stage3 教育支援の社会学/知識編 教育問題の社会学・入門
Part2 家族と幼児教育の社会学
Stage1 社会学における「家族」の扱い/Stage2 家族の変化/Stage3 新しい能力観のなかでの幼児教育の今/知識編 幼児教育の社会学・入門
Part3 ジェンダー・セクシュアリティと教育
Stage1 「女性」になる/「男性」になる/Stage2 「男らしい身体」と「女らしい身体」はつくられる/Stage3 ジェンダーとセクシュアリティの秩序:教育制度をめぐるポリティクス/知識編 「ジェンダーと教育」の社会学・入門
Part4 「大衆教育社会」の変貌と教育の不平等
Stage1 完璧な能力主義社会は可能か?/Stage2 大衆教育社会・メリトクラシー・日本の教育/Stage3 大衆教育社会から格差社会へ:メリトクラシーの変節/知識編 教育と(不)平等の社会学・入門
エピローグ 大学でどう学ぶかを「教育の社会学」から考える
ISBN:9784641222267
。出版社:有斐閣
。判型:4-6
。ページ数:378ページ
。定価:2300円(本体)
。発行年月日:2023年12月
。発売日:2023年12月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA。