有斐閣ブックス
地方財政を学ぶ〔新版〕
他著:沼尾 波子
他著:池上 岳彦
他著:木村 佳弘
紙版
内容紹介
社会保障と税の一体改革,地方創生などが推進され,地方自治体の財政も大きな影響を受けている。また,コロナ禍では自治体の役割の大きさが際立った。複雑な制度をわかりやすく解説して好評の地方財政論テキストを,初版刊行後のこれらの変化をふまえて改訂。
目次
序 章 地方財政を学ぼう
第Ⅰ部 地方財政の全体像
第1章 日本の地方財政──知るべきこと,考えるべきこと
第2章 政府間財政関係──融合型の集権的分散システムと地方財政計画
第3章 経費論──お金の使い道とその意味
第4章 予算論──地方自治体のお金の使い道はどのように決まるのか
第Ⅱ部 地方自治体の収入
第5章 地方自治体の収入構造──どうやって財源を調達するのか
第6章 地方税──最も重要な自主財源
第7章 地方交付税──地方財源保障のかなめ
第8章 国庫支出金──中央省庁による地方のコントロール
第9章 地方債──金融を通じた財源保障
第Ⅲ部 地方財政制度の展開と課題
第10章 地方財政の歴史的展開
第11章 持続可能な地域づくりと地方財政
第12章 対人社会サービスと地方財政
第13章 地方公営企業・第三セクター等
終 章 地方財政の展望