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有斐閣ブックス 465

ケースに学ぶ日本の企業

ビジネス・ヒストリーへの招待

著:加藤 健太
著:大石 直樹

紙版

内容紹介

日本を代表する諸企業の行動を活写したケースにより,近代以降の経営史を説くテキスト。企業は,各時代に,どのような市場へ,どうアプローチしたか。そして,そうした企業活動は,社会をいかに変えたか。日本の消費社会が現在の姿に至る過程を,具体例で描く。

目次

Introduction 歴史とケース・スタディ
 第1部 羽織から背広へ──勃興する市場と模索する企業
Case 1 大阪紡績●会社を創るということ
Case 2 三菱合資●「財閥」って何?
Case 3 阪 急●大きくなっていく事業
Case 4 資生堂●憧れの演出
Case 5 三井物産●“商社マン”の仕事って?
 第2部 今日よりも豊かな明日──成長する市場と挑戦する企業
Case 6 松下電器産業●誰でもNationalを知っていた
Case 7 ダイエー●値段は誰が決めるのか
Case 8 トヨタ自動車●流れを究める
Case 9 本田技研工業●危機を好機に
Case 10 ソニー●マーケットの創造
Case 11 全日本空輸●大空への挑戦
 第3部 「真似ぶ」時代を過ぎて──成熟する市場と創造する企業
Case 12 セゾン●やわらかい開発
Case 13 吉野家ある企業の「倒産」と再生の物語
Case 14 集英社●『週刊少年ジャンプ』はなぜ“神話”となりえたのか
Case 15 オリエンタルランド●ディズニーだけが知っている
Case 16 任天堂●新しい遊びの創造
Case 17 ソフトバンク“時間を買う”
Case 18 ファーストリテイリング●安くて高品質で“オシャレ”なユニクロはどう作られるのか
 巻末付録1 読書案内
 巻末付録2 レポートの書き方
 巻末付録3 企業博物館利用のススメ

著者略歴

著:加藤 健太
高崎経済大学准教授
著:大石 直樹
埼玉大学准教授

ISBN:9784641184084
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:420ページ
定価:2900円(本体)
発行年月日:2013年04月
発売日:2013年04月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ