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労働経済学をつかむ

著:大森 義明
著:永瀬 伸子

紙版

内容紹介

賃金を得る労働だけではなく,家事やケア活動といった家庭内生産活動にも注目し,労働を幅広く学べる新しい入門書。図表や数値例を用いてモデルをわかりやすく解説するとともに,理論と実際のデータを行き来しながら,日本の労働市場が抱える課題を考える。

目次

第1章 日本の労働市場
 unit1 労働市場の重要な指標/unit2 賃金と雇用量の決定
第2章 労働供給
 unit3 労働供給/unit4 労働と家庭内生産/補論:標準的な労働供給モデルの数学的表現
第3章 労働需要
 unit5 労働者数と労働時間の決定/unit6 景気と雇用調整
第4章 教育・訓練と人的資本
 unit7 人的資本モデルとシグナリング・モデル/unit8 企業内訓練
第5章 長期雇用の賃金決定のメカニズム
 unit9 勤続年数と賃金/unit10 日本の長期雇用と賃金構造
第6章 転職・就職
 unit11 転職の決定と職探し/unit12 労働市場の流動性
第7章 賃金格差
 unit13 賃金格差が生じる要因/unit14 グループ間の賃金格差
第8章 失業と不安定雇用
 unit15 失業のストックとフロー/unit16 不本意な非正規雇用
第9章 女性労働
 unit17 出産,家族形成と女性の就業/unit18 職場における女性労働
第10章 高齢者の就業と引退
 unit19 定年制度と退職/unit20 高齢者雇用の経済分析
第11章 労使関係
 unit21 産業別労働組合,職業別労働組合と企業別労働組合/unit22 日本の労働市場と労働組合

unit23 結 これからの労働

ISBN:9784641177307
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:294ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2021年04月
発売日:2021年04月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF