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問いからはじめる教育史

他著:岩下 誠
他著:三時 眞貴子
他著:倉石 一郎

紙版

内容紹介

誰もが経験する教育,その歴史をひもとくことで見えてくるものとは──。実証研究の成果もふんだんに盛り込んで,学問としての教育史の面白さを説く。本当の意味での批判的思考を鍛え,よりよき社会を希求するために,すべての市民に開かれた画期的な入門書。

目次

序 章 教育史って何の役に立つの?
 第1部 子どもを育てる/大人になる
第1章 子どもはいつ大人になった?/第2章 誰が子どもを養育するのか──社会への包摂という視点から読み解く
 第2部 知識を身につける/使う
第3章 人々はなぜ知識を求めたのか/第4章 人々は読み書き能力をどのように使ったか/第5章 教育は働くこととどのようにかかわってきたか──職業教育の社会的機能
 第3部 学校を創る/学校に行く
第6章 公教育制度はいつ,どのようにして創られたのか/第7章 学校は〈子どもが集まり勉強する場所〉なのか──コミュニティ,「装・食・住・癒」,居場所
 第4部 教育を変える/社会を変える
第8章 教育は人々を「市民」にしたか/第9章 教育は人々を「国民」にしたか/第10章 教育は貧困・差別・排除とどのように闘ってきたか──埋め込まれた差別構造と変革への希求
終 章 教育史って何の役に立つの? 再び

ISBN:9784641150805
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:300ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNB