有斐閣ストゥディア
EU政治論
国境を越えた統治のゆくえ
他著:池本 大輔
他著:板橋 拓己
他著:川嶋 周一
紙版
内容紹介
EU政治の全体像を一冊で初学者にもわかりやすく解説。ヨーロッパ統合の歴史的展開を前史から振り返り,複雑なEUの政治諸制度,政策決定過程,経済・社会政策を中心とした主なEUの政策の特徴を丁寧に解説し,揺れ動くEUの正統性についても論じる。
目次
序 章 EUの政治を学ぶ意義
第Ⅰ部 EU統合史
第1章 ヨーロッパとは何か:欧州経済共同体設立までの歩み/第2章 統合の停滞と再生:マーストリヒト条約までの歩み/第3章 拡大と正統性の危機:ポスト冷戦期のEU
第Ⅱ部 EUの政治制度と政治過程
第4章 EUの全体像/第5章 EUの諸機構/第6章 EUの政策過程
第Ⅲ部 EUの諸問題
第7章 EUの経済政策/第8章 EUの社会・移民政策:統合による境界の変容/第9章 世界のなかのEU/第10章 共通安全保障・防衛政策
第Ⅳ部 EUのガバナンス
第11章 各国政治とEU/第12章 デモクラシーと正統性