単行本
銀幕の大統領ロナルド・レーガン
現代大統領制と映画
著:村田 晃嗣
紙版
内容紹介
ロナルド・レーガンは,ハリウッドからホワイトハウスに転じたただ一人の「銀幕の大統領」であり,彼の生涯は二十世紀全体とほぼ重なっている。レーガンの生涯を通して,アメリカにおける現代大統領制と映画の,また政治と文化の相互作用を分析・考察する。
目次
序 章 二十世紀アメリカの文化と政治──研究の視角
第1章 「僕の残り半分はどこだ?」──メディアによる人格形成
第2章 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』──「赤狩り」と一九五〇年代
第3章 「右派のFDR」──市民政治家の台頭
第4章 レーガンの時代の始まり
第5章 再選をめざして
第6章 任務完了!──「われわれが勝ち,彼らが負ける」
終 章 比較の中の「銀幕の大統領」