第1章 法学部生のキャリアの可能性
1 大学生一般とキャリアの関係
2 法学部生とキャリアの関係
3 キャリアを考える上での基礎知識
4 過去・現在・未来
5 将来のキャリアを見据えて現在何をすべきか
第2章 キャリアとの関係におけるビジネス概論――法務の観点から
1 キャリアとビジネスの関係
2 法学部生が理解すべきビジネスとは
3 ビジネスにおける経営者と労働者の関係
4 社会・業界・組織・部門・チームとキャリア
5 アントレプレナーシップ(起業家精神)
第3章 終身雇用時代の終わりとキャリア
1 新卒一括採用・終身雇用時代とは何だったのか
2 キャリアパス
3 終身雇用時代の終わりと転職
4 人事評価
第4章 スキルセットとリスキリング
1 終身雇用時代の終了後「価値ある人材」になるには
2 スキルセット
3 スペシャリスト・マネージャー
4 資 格
5 リスキリング時代の職業訓練
第5章 多様化時代のワークライフバランス
1 ワークライフバランス
2 メンタルヘルスとレジリエンス
3 チームで仕事をシェアする
4 グローバルにおける競争力と国際化
5 ダイバーシティ
6 ファイナンシャルプランニングとキャリア
第6章 副業時代の「自立」と「自律」
1 組織外におけるキャリアの発展と,組織内外のキャリアの流動化
2 組織の特徴と,組織と個人の関係
3 自営的就労時代の到来
4 副業時代の到来
5 キャリアキャピタルとネットワーク
6 組織依存からの脱却の意味
第7章 労働法による労働者の保護
1 労働法とは
2 従来の労働慣行を反映した個別的労働関係法
3 労使交渉への保護が手厚い団体的労使関係法
4 時代に合わせて規律が変更される労働市場法
5 福利厚生
6 社会福祉
7 自営的就労と労働者概念
第8章 企業内における法務担当者としてのキャリア
1 はじめに
2 企業における法務部門の役割
3 企業法務の業務の特徴
4 企業法務とキャリア
第9章 法曹のキャリア
1 法曹三者
2 法曹になるまで
3 弁護士のキャリア
4 インハウス弁護士
第10章 公務員のキャリア
1 公務員の仕事のイメージ
2 行政活動の目的
3 公務員の主な仕事──法執行と政策形成
4 民間の仕事と比較した場合の公務員の仕事の特徴
5 国家公務員
6 地方公務員
第11章 立法に関与するキャリア
1 立法の重要性
2 立法に関与する人々
3 政治家
4 議員秘書
5 法制局
6 企業内の公共政策担当者
7 公共政策コンサルタント
第12章 AI・リーガルテックの発展とキャリアの将来像
1 AI・リーガルテック時代の到来
2 AI・リーガルテックはビジネスパーソンや法務のキャリアを変えるか
3 個別の進路ごとのキャリアの未来
4 さあ,考え,体を動かそう
おわりに
Column
法学部生が法学以外を学ぶ意味,他学部生が法学を学ぶ意味
戦略と実践(オペレーショナルエクセレンス)
MBA理論のキャリアへの応用
弱みを補うか,強みを伸ばすか
タイパ(タイムパフォーマンス)
ポートフォリオ的なキャリア形成と相性の良い副業時代
パターンを知る
経営にますます重要な影響を与える企業法務の未来像
弁護士にキャリアデザインが必要な時代の到来
公務員とビジネスとの密接な関係
反対派のことを常に考える
変わらないために変わり続けることの必要性