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暦のはなし十二ヶ月 第三版

著:内田正男

紙版

内容紹介

立春・夏至・秋分などの「二十四節気」や節分・土用の「雑節」をわかりやすく解説。また新暦と旧暦による季節の差や、今と昔の日付や時刻の相違といった暦にまつわる話しをいろいろな角度から取り上げ、出土した古暦、芭蕉忍者説、赤穂義士の討入り、明治改暦、あるいは丙午や大安・仏滅の話を織りまぜ、年初から歳末まで月を追って『歳時記』風に楽しく綴った好評ロングセラーの〈第三版〉。

目次

1月・むつき(年の初め/年齢の話/二十四節気と七十二候/太陽暦の普及と旧正月/丙午/正月の暦注/節分 ほか)
2月・きさらぎ(旧暦では春/天文方の生活/西行ときさらぎ/きさらぎの語源説/春分〈1〉/初午 ほか)
3月・やよい(春分〈2〉/やよい/弥生の雪/桃の節句/曲水の宴/三月尽/年度末)
4月・うづき(更衣/灌仏会/卯月/立夏/仏滅)
5月・さつき(端午の節句/さつき/夏至/時の流れ/長功・短功/芭蕉忍者説/上刻・中刻)
6月・みなづき(小暑・大暑の六月/納涼大会/入梅/みなづき祓/時の記念日/時の鐘)
7月・ふづき(風の音にぞ/立暑・処暑/土曜/七夕/乞巧奠/日本人と星/お盆)
8月・はづき(八月は秋もなかば/八朔/中秋の名月/満月と名月/放生会)
9月・ながつき(暑さ寒さも彼岸まで/二百十日/重陽/九月十三夜)
10月・かみなづき(秋の日はつるべおとし/かみなづき/亥の子)
11月・しもつき(改暦/霜月/冬至/御暦の奏)
12月・しわす(師僧も走る「しわす」?/去年の暦/古い暦/記念日考/「すすはらい」と大晦日/私大)

著者略歴

著:内田正男
1921 年 小田原に生まれる。1943 年 専検合格。1944 年 東京天文台に入る。1967 年 東京大学講師となり引続き東京天文台に勤務。1982 年 定年退官。2020 年12 月 逝去 
著 書
『暦のはなし十二ヶ月』『暦と日本人』『暦の語る日本の歴史』『こよみと天文今昔』『暦と時の事典』。その他、共同執筆論文多数。

ISBN:9784639029502
出版社:雄山閣
判型:4-6
ページ数:218ページ
定価:2400円(本体)
発売日:2023年11月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PG