仏教の考古学 下
著:坂詰 秀一
紙版
内容紹介
仏教考古学が示すこととは何か?
考古学的資料により仏教を考える、「仏教考古学」についての小論集。
伽藍・瓦・塔・板碑・墓標・仏像・仏具など多彩な仏教考古学の資料から、仏教信仰の歴史を明らかにする。
目次
4 伽藍の構成と瓦(古代インドの楕円形建物/平地方形区割伽藍/阿蘭若所を伴う伽藍/初期伽藍の類型と僧地/「瓦」の名称)
5 塔婆と墓標(宝篋印塔の源流/板碑の名称と概念/板碑の出現と背景/板碑研究の回顧と展望/中山法華経寺の墓碑と墓塔)
6 儀礼の諸具(出土の仏像と仏具/出土仏具の世界/一括埋納の仏法具/梵鐘断章/梵鐘研究の近況)