魂振り

琉球文化・芸術論

書籍

オンデマンド版

大活字版

書籍

雑誌

電子版

読み上げ可能電子版

オーディオブック

著：高良　勉

出版社：未来社

同一作品の他版

アクセシブルブック

内容紹介

琉球弧文化圏の独自性の探求
沖縄の詩人・高良勉の琉球文化・芸術論の集大成。世界遺産として登録されるに至る琉球弧の文化遺産にたいする当事者としてのかかわりの記録もふくめ、琉球弧の独立までも視野に入れた論考は現代の沖縄人の発想の必然性と思想的方向性を集約したものといえる。琉球弧としての視点で沖縄のアーティストの魂に触れながら、著者独自の論点である〈文化遺伝子論〉を軸に沖縄と日本、少数民族との関係、また東アジア各国において琉球人のあり方についても考察をくわえる。

【目次】
第１部　琉球文化論
　世界遺産論
　文化遺伝子論
　琉球文化論
第２部　琉球芸術論
　絵画批評
　写真批評
　芸能批評
第３部　比較文化論
　琉球文化と日本文化
　アイヌ民族文化と琉球文化
　岡本太郎論：『沖縄文化論』を読みなおす
　サハリン紀行
　アイヌモシリ紀行
　韓国紀行
　中国紀行
　台湾紀行
　フィリピン留学記
　インドネシア紀行
　ブラジル紀行

著者略歴

著：高良　勉
1949年、沖縄県島尻郡生まれ。詩人。沖縄県史料編集室主任専門員。詩集『岬』で山之口獏賞受賞。著書に『沖縄生活誌』（岩波新書）『ウチナーグチ(沖縄語)練習帖』（日本放送出版協会）『ウチナーンチュは何処へ―沖縄大論争』（共著、実践社）ほか。

ISBN：9784624601126
出版社：未来社
判型：4-6
ページ数：330ページ
定価：2800円（本体）
発行年月日：2011年07月
発売日：2011年07月22日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：JBCC
国際分類コード【Thema（シーマ）】２：NH。

ご購入はこちら