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序 章 ボランティア評価研究の意義と展望
1 研究目的:ボランティアの潜在的な力を見い出す
2 ボランティアとは何か
3 評価の意味と必要性
4 研究方法:CUDBAS手法の特徴と意義
5 本書の構成
第Ⅰ部 ミクロレベルのボランティア評価
第1章 ボランティア評価の初期開発
1 ボランティア評価研究をめぐる国際的動向
2 ボランティアの量的・質的アプローチ
3 CUDBAS手法を援用したボランティア評価の初期開発
4 CUDBAS手法を用いたボランティア評価の有効性
第2章 ボランティア学習とキー・コンピテンシー評価
1 ESDからみたボランティア評価学の方向性
2 日本におけるボランティアをめぐる教育政策
3 キー・コンピテンシーを軸としたボランティアに必要な能力
4 持続可能な社会を形成するボランティア学習
第3章 社会参画力を育む授業実践と評価:地域イベントの導入
1 社会参画力を育む授業開発
2 「ボランティア活動論」の授業実践と質的評価
3 「生涯学習イベント企画」の授業実践と質的評価
4 地域イベントを実施運営できる能力インベントリー作成と評価
5 社会参画力レベルを高める授業実践
第4章 子どもと親・若者の社会人の一般能力のインベントリー作成と評価
1 子ども・若者のキャリア教育
2 子どもと親のキャリア形成に関するニーズ把握
3 若者の社会人の一般能力のインベントリー作成と評価
4 社会人の一般能力の内容と構造
第Ⅱ部 メゾレベルのボランティア評価
第5章 「潜在的ボランティア」活動に踏み出す具備条件
1 「潜在的ボランティア」概念の導入
2 調査の方法
3 ボランティア活動に踏み出す具備条件
4 「潜在的ボランティア」が活動に踏み出す条件と環境づくり
5 市民(若者・高齢者・NPO関係者)に潜むボランタリズムを誘う
第6章 「社会参画型教育プログラム」の実施・運営能力と評価
1 社会参画型教育プログラムの検討の意義
2 教育プログラムの実践と評価方法
3 「社会参画型教育プログラム」の効果と課題の検証:世代間交流の実践
4「社会参画型教育プログラム」の実施・運営プロセスと必要能力の抽出
5 「社会参画型教育プログラム」の方法論の提示
第7章 アクティヴ・シニアのエンパワメントと評価
1 高齢者(シニア)と共にコミュニティを拓くために
2 エイジングの国際的方向性:国連と日本
3 日本におけるシニアのプロダクティヴィティの評価
4 「高齢者(シニア)」をめぐる研究の視角
5 アクティヴ・シニアのエンパワメントをめぐる課題と支援の仕組み
第Ⅲ部 マクロレベルのボランティア評価
第8章 社会教育計画立案に向けた産学官民連携の協議:CUDBASの成果
1 自治体における社会教育計画立案
2 社会教育の評価:松戸市を例として
3 CUDBAS手法を活用した産学官民連携の協議
4 コラボレーション導入の成果と課題
5 「ポジティブ・アプローチ」の発展的なサイクル
第9章 生涯学習機関における企画・立案過程の提案:事業到達度の評価
1 生涯学習機関における委員会・会議のあり方
2 「企画・立案過程」の作業手順:小田原市を例として
3 CUDBAS手法を用いた事業到達度インベントリー作成と評価
4 委員会・会議の機能を最大発揮する条件
5 地域の拠点となる公民館機能の現状把握と評価
第10章 市民性と地域参画力を育てるサービス・ラーニングの可能性と評価
1 成人を対象とするサービス・ラーニング
2 研究の手順と方法
3 成人のためのサービス・ラーニングの展開と評価:市民大学を例として
4 学習支援者の業務とその構造:CUDBASとSOFARモデルの活用
5 「市民性」と「地域参画力」を育てるサービス・ラーニングの可能性と評価
終 章 ボランティア評価学の体系化を目指して
1 本研究の主要な知見:ボランティア活動成果を確かなものに
2 各章における研究成果の整理:CUDBASを用いた評価指標の設定
3 ボランティア評価学の体系化に向けて
4 本研究に残された課題と展望
引用・参考文献
あとがき
資料編 CUDBAS手法による社会教育計画立案の協議
索 引
※CUDBASは,独立行政法人高齢・求職者雇用支援機構の登録商標である。