はじめに
第Ⅰ部 理論と環境づくり
第1章 学習成果目標としての新しいリーダーシップ
1 なぜ新しいリーダーシップを学ぶのか
2 リーダーシップ最小三要素
3 リーダーシップとアクティブ・ラーニングの関係(1)新しいリーダーシップ教育は広義のアクティブ・ラーニングを発生させる
4 リーダーシップとアクティブ・ラーニングの関係(2)学生が新しいリーダーシップを備えていることがアクティブ・ラーニングの前提である
5 リーダーシップとアクティブ・ラーニングの関係(3)リーダーシップ教育としてのアクティブ・ラーニング支援(アクティブ・ラーニングの新定義)
6 「内向的な人」とアクティブ・ラーニング,そしてイコライザーとしての Zoom
第2章 リーダーシップをどのように身につけるか
1 経験学習サイクルとリーダーシップ授業設計
2 リーダーシップ理論の出番
3 教室の内と外――深い学びと生涯学習
第3章 学生アシスタントの養成と「学習する組織」の作り方
1 学生アシスタントの役割と採用
2 学生アシスタントの人選
3 学生アシスタントと教員の事前研修
4 アシスタント業務はアルバイトか授業か
5 クラスを「学習する組織」に変える
第4章 遠隔授業の導入
1 遠隔授業とその設計
2 改めて遠隔授業とは何か――デジタル・ペダゴジー(デジタル時代の教育学)の光と影
3 遠隔授業のその先へ
4 「リーダーシップ開発」の遠隔授業化(完全オンライン)から見えたこと
5 新しい学びをつくる原理
第Ⅱ部 先行先進事例
第5章 ハブとしての役割:早稲田大学
1 WASEDA VISION 150とリーダーシップ教育の全国展開の構想
2 校風の違い
3 より大きな改変の必要性
4 早稲田大生の特性に合わせたプログラムの改編
5 2020年コロナ禍のなかのリーダーシップ開発
第6章 女子大初の学部必修と全学副専攻:共立女子大学
1 はじめに
2 共立女子大学について
3 共立女子大学・共立女子短期大学ビジョン
4 全学部リーダーシップ副専攻制度の導入
5 共立女子大学におけるリーダーシップ科目の意味
6 女子大学でリーダーシップを学ぶということ
7 共立女子大学で学ぶ自分らしいリーダーシップとは
8 ビジネス学部必修プログラムとしてのリーダーシップ開発
9 授業プログラム事例 2017年~2019年
10 2020年度ビジネス学部1期 リーダーシップ科目の取り組み
11 2021年度、今後の課題と展望
第7章 PBL を基幹科目とする新学部の挑戦:桃山学院大学
1 はじめに
2 桃山学院大学ビジネスデザイン学部について
3 プログラムの特徴と目標
4 授業の力点とカリキュラム概要
5 今後の課題
6 オンライン授業の可能性と課題
第8章 先行事例:立教大学
1 経営学部BLPから立教GLPの開設へ
2 立教GLPのカリキュラム
3 学習効果
4 クライアント企業の声
5 SA教育
6 2020年オンライン化
第9章 先進事例:淑徳大学/名古屋大学/名古屋工業大学/名城大学/甲南女子大学
おわりに
付録 授業運営のtips:学生アシスタントからの提案
索 引