はじめに
第Ⅰ部 授業の本質とロマンの追求
第1章 授業づくりのフレームと5つのツボ
1 授業の本質と教師の技量
2 学ぶことと教えること
3 教師の技量を磨く方法論
4 授業づくりにおける卓越性の追求
第2章 未来社会をよりよく生きるための新しい学力と学びの形
1 コンピテンシー・ベースの教育改革の展開
2 現代社会で求められる学力と学びの質
3 アクティブ・ラーニングを超える授業へ
第Ⅱ部 よい授業をデザインする5つのツボ
第3章 授業づくりのツボ①「目的・目標(Goal)」を明確化する
1 教育目標を明確化する意味
2 「知の構造」を生かした教育目標の精選と明確化
3 より高次のより遠い目標を意識する意味
4 カリキュラムづくりの主人公としての教師
第4章 授業づくりのツボ②「教材・学習課題(Task)」をデザインする
1 教材研究の基本的な考え方
2 すぐれた教材の条件
3 教材研究の二つの方法、さらにその先へ
4 教科書との上手な付き合い方
第5章 授業づくりのツボ③「学習の流れと場の構造(Structure)」を組織化する
1 授業の流れと展開のデザイン
2 教材と学習活動の配列と組織化
3 授業づくりにおける時間の問題
4 学習形態と学習環境のデザイン
5 教室の関係構造と文化の組み換え
第6章 授業づくりのツボ④「技とテクノロジー(Art & Technology)」で巧みに働きかける
1 教師の指導言
2 教室における非言語的コミュニケーション
3 学習者の思考を触発し深い思考へといざなう教師の技
4 板書とノートの生かし方
5 授業づくりにおいてICTとどう付き合うか
第7章 授業づくりのツボ⑤「評価(Assessment)」を指導や学習に生かす
1 教育評価の基本的な考え方
2 目標の明確化と評価方法の設計
3 パフォーマンス評価の基本的な考え方と方法
4 パフォーマンス評価が提起する教育評価の新しいパラダイム
第Ⅲ部 5つのツボを生かして授業づくりを深める
第8章 「教科する」授業を創る手立て
1 「授業づくりの5つのツボ」を意識して学びの質を追求する
2 「わかる」授業へ、そして「教科する」授業へ
3 「教科する」授業と新しい教育文化の創出
第9章 授業の構想力を磨く校内研修のデザイン
1 日本の教師たちの実践研究の文化
2 教師としての力量形成の基本的な道筋
3 授業デザインの過程に埋め込まれた実践的な学びの機会
4 教育実践を記録する方法論
5 事後検討会の方法論
巻末特別付録・ブックガイド
1 新任教師のスタートアップのために
2 子ども理解を深めるために
3 学級づくりと学級経営について学ぶ
4 実践記録で綴る戦後教育史①経験主義と系統主義の振り子
5 実践記録で綴る戦後教育史② 「教え」と「学び」の間
6 カリキュラムや学校の学習の当たり前を問い直す
7 教育方法学をさらに深く学ぶために
初出一覧
索 引