はじめに
第1章 保育方法とは何か?
1 保育方法とは?
2 エピソードから考えてみよう!――こんなとき,どう関わる? どう保育する?
3 現場の先生にインタビューしてみよう!
4 エピソードから見える保育方法のポイント
5 「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に見る保育方法
第2章 子ども理解にもとづいた保育方法と評価
1 保育の出発点としての子ども理解
2 子どもの内面に迫るためには
3 子どもの内面理解を支える発達を見る目
4 養護を基盤とし,遊びが学びになる保育方法のために
5 子ども理解にもとづいた保育の評価とは
第3章 子どもにふさわしい園生活と保育形態
1 子どもにとってふさわしい園生活――子どもの実態に即した相互的で柔軟な保育形態
2 保育形態
3 子どもにふさわしい園生活を考える
第4章 養護と教育が一体となった保育の方法
1 「養護と教育が一体となった保育」という言葉
2 「養護」とは何か
3 「世話をする」という行為
4 安全の確保と心のケア
5 「世話をする」大人の立ち位置
6 友達をケアする子ども
7 「教育」とは,そして「養護と教育が一体となった保育」とは
8 保護者との共有と協働
9 「保育」はどこへいく? 「教育」はどこへいく?
第5章 環境を通した保育の方法
1 環境を通した保育とは
2 写真でわかる環境構成の工夫
第6章 遊びを通した保育の方法
1 子どもが遊ぶということ
2 保育における遊びとは
3 遊びを支える保育者の関わり
第7章 個と集団を活かした保育の方法
1 保育における個と集団
2 一人一人の子どもを「個」として見る
3 個の表現を引き出し,つなげていく
4 仲間づくり,クラス(学級)づくり
5 個を活かした集団づくり
6 個と集団を活かすために
第8章 0・1・2歳児の発達に応じた保育方法
1 はじめての保育園
2 主体的に遊び,生活する乳児
3 乳児期の発達と遊び
4 保育室の環境
5 豊かな乳児の保育実践を
第9章 3・4・5歳児の発達に応じた保育方法
1 安心して自己発揮する時期
2 友達と関わりをもち一緒にする楽しさを味わう時期
3 協同して遊びや生活を展開していく時期
第10章 保育の計画・実践・評価
1 指導案を書いてみよう!
2 保育の計画・実践・評価とは
第11章 家庭・地域と連携した保育
1 子育ての現状
2 保護者との連携のために――保育の発信ツール
3 地域との連携
第12章 小学校との接続のデザイン
1 「小学校」とはどのようなところか
2 スタートカリキュラムとは
3 小学校が大きく変わってきた背景を考えよう
4 「遊び」と「学び」の関係,そして「勉強」と「学び」の違いを考える
5 これからの時代を生き抜く子どもを育てるために,幼児教育に求められていること
第13章 配慮を要する子どもへの保育方法
1 ちょっと「気になる」子どもへの保育の実際
2 インクルーシブな保育の実現
3 外国籍の子ども等への保育の実際
第14章 教材や情報機器を活かした保育方法
1 保護者に向けた情報発信のツールとしての活用
2 保育環境としての活用
3 保育環境の一つとしての捉え
4 アナログあってこそのデジタル